研究会の合宿を終えて帰宅。この間、岩波新書「生活保護から考える」(稲葉剛著)と、東野圭吾さんの推理小説を(彼の本は読んだことがなかったので)一冊、読破。
「生活保護から考える」にはいろいろ教えられた。2012年にTVで話題となった芸能人A氏の「不正受給」問題は、実は、「不正受給」ではなかっ た事実(A氏の仕送りにより、母親の保護費は福祉事務所との協議のうえ、減額されていた、ほか)。諸外国では親族の扶養義務そのものが問題となることがほ とんどないということ。(イギリス・フランス・スェーデンなどでは扶養義務を負うのは夫婦間と未成熟の子供に対する親のみ)日本における公的扶助の捕捉率 は15.3%(所得のみを考慮の場合)だが、フランスでは91.6%、スェーデンでは82%、ドイツでも64.6%。人口に占める利用者の割合(利用率) は、EU諸国の3分の1から6分の1程度であること。不正受給はわずか0.4%ほどであること、などなど。
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